滅びと再生

 地球の有限性によって、拡大しなければ存続しえない資本主義は、終焉する。
 縮小する利潤を、ほんの一部に集中させようとするのが、新自由主義である。

 没落しつつある日本において、それは露骨である。スガ政権の本質である。

 互いを人として尊重しあい、ものを分けあう関係を作れ、これが歴史の求めである。
 生産者と人を直接に結ぶ活動を基礎にその輪は広がっている。
 わが家では、あしの会と西宮の北の方の無農薬野菜農家から食材が毎週届く。

 梅田解放区もまた、そんな人と人の関係を基礎にしている。
 これを土台に、新しい政治を現実にしてゆかねばならない。

 資本主義を越えるというのは、日々の取り組みそのものである。
 そして、歴史が求めることは、実現可能である。