2020-01-01から1年間の記事一覧

根なし草の構造

次のように考え始めた. 根なし草であることの構造 根なし草の場 言葉における根なし草 思想における根なし草 人と人の間における根なし草 政治理念における根なし草 それは語られることもない 政治における根なし草 近代日本の普遍的意味 非西洋にあっての…

歴史に向きあえ

日本近代は人のうちの力で生まれたものではなく根なし草であった。近代日本語もまた言葉のしくみに根をもたない造語に覆われた根なし草言葉である。日本政治に道理はうち立たず、内に差別、外に侵略の世であり続けた。南太平洋から東南アジア、東北アジア、…

滅びと再生

地球の有限性によって、拡大しなければ存続しえない資本主義は、終焉する。 縮小する利潤を、ほんの一部に集中させようとするのが、新自由主義である。 没落しつつある日本において、それは露骨である。スガ政権の本質である。 互いを人として尊重しあい、も…

ことばをつむぐ

日本近代は人のうちの力で生まれたものではなく根なし草であった。近代日本語もまた言葉のしくみに根をもたない造語に覆われた根なし草言葉である。その近代はあの十五年戦争に至り南太平洋から東南アジア、東北アジア、中国大陸と朝鮮半島と日本列島弧に住…

夏の終わりに

24日の地蔵盆も終わった。小学生の頃、地蔵盆が終わると夏休みがもう終わりだと思ったのを覚えている。 この夏はいろいろと考えることができた。仕事の意味を見直し、青空学園が自分の場であることを確認した。そして事実として、青空学園数学科があることの…

没落を生きる

非西洋にあってはじめて近代化、つまりは資本主義化した日本は、いま没落の過程にある。この問題を、日本という固有性に係わる問題と、資本主義の終焉という普遍的な問題の、その双方からこれを深め、つぎの段階を開くためになしうることをしたい。 それが青…

没落と向きあう

昨日、日本語科の日常作業とは何か、これを考えた。 日本語世界の没落の現実を言葉にし、それと向きあっていかに生きるのかを考え、綴り置くことであると考える。 今週は月曜から今日の金曜まで、落ちついて考えることができた。日常使う道具の手入れもでき…

省みる

8月17日から木曜まで、いろいろ考えることができた。しかし、何ごとも、わかったとは言えない段階である。 盆に書いたように、どれが自分の一番の仕事かを考え、青空学園数学科こそがそれであることに納得した。そしてこの数日、数学科の制作に時間をかけ…

盆に思う

この数日、いろいろなことをやっているなかで、どれが自分の一番の仕事かを考えるときがあった。そして青空学園数学科こそがそれであることに納得した。自分としては日本語科こそが一番の仕事だとしてきたが、事実はやはり数学科での蓄積である。 日本語科は…

世も末

これを「アベ政治」と言う。ここまで酷いことは、歴史上はじめてである。一度は堕ちるところまで堕ちないと何も変わらないのかも知れない。しかしそれでは犠牲が大きすぎる。

耳鼻塚の鎮魂・供養と琉球民族遺骨返還訴訟

天木直人 私は去年の7月に京都に耳鼻塚があることを知って、この耳鼻塚の背景にあった豊臣秀吉の朝鮮出兵の残虐性を日本人が広く知る必要性を感じた。 同時に、それを知った日本国民が、日本人の手で耳鼻塚の下に眠る朝鮮人犠牲者の魂を正しく鎮魂・供養す…

核炉崩壊以降

「核炉崩壊以降」という大きなくくりの下で、これまで書いてきたものをまとめ、再構成してゆこうとしてきた。しかし、考え直した。 『神道新論』そのものが核炉崩壊以降の仕事であるのだ。あの病からの回復とそして核炉崩壊以降の時代が、それまでの蓄積の上…

Hさんの意見

2020年2月10日(月) さっそく著書をお送りいただき大変ありがとうございました。 とても気持ちのいい本でした。問題意識を実直に追及することに感動しました。そして日本語の原点に戻って考えを整理することに新鮮さを感じます。地域を基盤にヒトが協働生活を…